みんなのすまいる・あくしょんREPORT





ニカクさんはフリーでデザインのお仕事をされています。
ニカクという名前は、大好きな祖父母が生前営んでいた「おでん屋」の名前を受け継いだとか。亡くなった後もニカクの名前を出すと、おでん屋に通っていたご近所の方からその時の楽しいエピソードなど聞いたりすると、人とのつながりって大切になんだなぁと思うことも多いそうです。
「デザインのお仕事に関わる中で、自分がデザインしたものがどのように使われて、今後どうしたら良いのか…現場で感じる事が大切なんです。」とおっしゃるニカクさん。
フリーになったきっかけで、地元の子ども食堂(にじのいえ)のワークショップスタッフとして参加。「にじのいえの先生」として親しまれています。
そのクリエイティブさを活かしたワークショップでは、子どもたちの「やりたい」気持ちを応援。ワークショップ中は子どもたちとの距離とも近く、素直で率直な反応を見ることですごく刺激を貰うことができるそうです。
8月に開催された【すまいる・あくしょんフェスタ2025】でも、親子で楽しめる木工ワークショップに初チャレンジ。
地元の材木屋さんの協力のもと、珍しい木によるキーホルダーづくりを開催されました。
何種類かある木材は硬さや重さなどが違うので色んなリアクションを見せる子どもたちがいました。
今後も、子ども食堂を続けていく中で、色んな年代の方の交流なども増やして行きたいという思いから、子育て世代向け「長期休み宿題フォローワークショップ」やベテラン世代の女性に対して「たかみや手仕事の場」なども企画開催されています。
また、食から生まれるつながりを楽しんでいただけるように、夫婦で「おむすびキッチンカー」も始められるそう!
地域とのつながり、人とのつながりを大切にするニカクさんに、これからも目が離せません。
公開日/2025年8月22日