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【近江八幡市・オンライン】第1回ユースリーダーセミナー

2021.6.12 滋賀県立男女共同参画センター G-NETしが(近江八幡市)及びオンライン
第1回ユースリーダーセミナー「SDGsな社会を目指して、自分にできることを考えよう ~ジェンダー平等な視点をもって~」

【SDGsについてのユースリーダーセミナー あたりまえの中の問題を考える】
近江八幡市の県立男女共同参画センター G-NETしがにて第1回ユースリーダーセミナーが開催されました。
滋賀県立大学地域共生センターから地域連携コーディネーターである谷口嘉之さんを講師にお招きし、「SDGsな社会を目指して、自分にできることを考えよう ~ジェンダー平等な視点をもって~」というテーマで行われました。オンライン参加も含め、8名が参加しました。

前半はSDGsについての解説でした。谷口さんは「何かやろうとしたときに、1つの目標だけではなく、別の目標を達成できないか、逆に何か悪い影響を与えないかと考えることが大切」と伝えました。動画ワークではSDGsに関連した事業について、17の目標がいくつ含まれているのか、またその内容をグループで話し合いました。

後半はSDGs対談という形で、環境問題やジェンダー問題などに対しても「あたりまえ」を見直す大切さを教えてくださいました。

「学校ではジェンダー問題について学んでいるのに、就職活動が始まると求められる“女性らしさ”のレールに乗ってしまう」
「女性が家事をするというなんとなくのイメージがあるが、家事が嫌いな女性もいると思うし、イメージに関係なく男性がやってもいいと思う」
「PTA活動にお父さんが参加すると、父子家庭と思われたのか、周りのお母さんに気の毒そうに優しくされた。本人は積極的にかかわりたいと思ってやっていたのに…」
「“消費することに価値がある”と思い、ファストファッションを利用していたが、リースデニムの活動を知り、今までの考えに違和感を覚えた」
など、さまざまな意見がでました。

セミナーを通して谷口さんは「SDGsへの取り組みは、一人の人が頑張っても達成できなくて、いろんな人が協力して頑張っていくものです。だからパートナーシップが大切なキーワードになります」と繰り返しお話されていたのが印象に残っています。セミナー後、参加者は「年齢や性別、立場など関係なく話し合えることがSDGsの魅力の一つだと思います。こうして様々な人と話し合える機会があってよかったです」と話してくれました。

 

 

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